※063:ゆらり(冥亭)※お茶会用

月満つる宵、反転し真昼間のかげろうゆらり。あなたをいだく

[多数のコメント有難うございました。西日本一帯は強力な梅雨前線の支配下につき、嵐の先に御礼申し上げます。m(_"_)m]




【自註】主題が「白昼夢的eroticism」なので、それなりの舞台装置が必要★争点の句読点は、その装置の部品として。ついでに(字数ではなく)「字面」の区切りも兼用。「じづら」には言葉の意味と同等の比重を置くのが習い性★あえて平仮名表記で「かげろう」に陽炎と蜉蝣のダブル・ミーニングを持たせる事に。(そのように読み解いて頂けたことで成功でしょう)

実は「ゆらり」がネックでした。立ちくらみで「ぐらり」は何度も体感しているけれど、「ゆらり」ねぇ〜(-"-;)…と悩んだところから主題が立ち上がりました。というか、「あなたをいだく」が真っ先に出て来たのは白状しておきます…A^^;) なので、逆行して読んで頂くと、案外あっさり意味が通ったりして★

小学校の国語の授業以来、「作者の心情を述べよ」などという設問には背を向け続け幾星霜(爆!)。「読み取るのは作品そのもの、せめて作中主体のふるまいのみ」という冷血な冥亭なもので、言葉の読み取り間違い等がなければ、どなたの読みが当りで、どなたの読みが外れ、はありません。もしも「当り」があるのなら、それは唯「作品には不在のはずの作者に、気に入られた好評・感想」という、主客逆転した自分甘やかしでありましょうぞ★と、最後までひねくれ者で申し訳ありません。皆さまのご健吟をお祈り致します![7月21日(閏五月晦日)記]

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by tanka_meitey | 2009-07-19 00:00 | 冥亭倶楽部