秋霖に[冥亭近詠]

朱馬(あけうま)の見て見ぬふりの鼻づらにきみがちちふさ白きはつなつ

くちづけに泣くも鳴かぬも時鳥草(ほととぎす)いまさら恋というもしら露


★「ほととぎす」の切り花を初めて見て、いにしえびとの感覚とのズレに悩む。鳥のホトトギスの胸元に似た模様なんだそうだが、昭和の人間としては「鳴いて血を吐く不如帰」という覗きカラクリのイメージが刷り込まれてしまっているのだ。嗚呼★
[PR]

by tanka_meitey | 2009-11-10 22:43 | 冥亭倶楽部