「五首選会」参加希望

★コメント期間終了後に、返信コメント入れたいと思います★
追記:有馬記念までは生きていましたが、年越しするかも知れません。
   申し訳ないです…ーー; 聖夜にメタルでZATOICHIは衝撃でした☆  





【植物性5首】…テーマが散逸してるので、こんなもんでひとつよろしく…

023:蜂     藤棚にむらさきの香の揺るるころ花蜂は花房に抱(いだ)かる

024:謝     ひと言のその咎ゆえに吾亦紅 謝れど謝れど深淵

025:ミステリー ミステリーサークルありきその畠に父祖が植うるは糸杉ばかり

052:芯     食べ終えて林檎に芯のある事を知るが如くに汝を愛さむ

061:有無    さみどりの梨は透けたる如くにて有無を言わせず素裸にせり

★ 未完走(No.80にてリアイア)ですが、よろしくお願い致します。たまたま前年度分の
 残務整理?をしてたので、出発は「after 3・11」からとなりました。★
(尚、コメント欄には300字位しか書き込めない為「選&ひと言」でどうぞよろしく!)

◆ 題詠blog2011【《冥亭倶楽部》a darkside on the earth 】 06, Apr. ~ 29, Nov. 2011 ◆

001:初     初雪にまみれ還るは惑星のその埒外の楕円軌道に
002:幸     惑星の序列より外されし事それも不幸中のさいわいと
003:細     「神々は細部に宿る」さもあらばあれ昨日の霰襲来
004:まさか   地より生(あ)れ地にぞ還るはもろともと たまさか二十世紀の遺跡
005:姿     花誘う風よりもなお悩ましくディスコボロスの姿勢を取りて
006:困     春過ぎて夏来にけらし困惑はわが箪笥なる冬物の山
007:耕     もろびとが鋤き耕せるこのくにの基のそもが混沌なりき
008:下手    「下手バカリウチヤガッテ」と漏れ聴こゆテロル水葬司令室より
009:寒     梅雨寒の寄り来る先に唱えたり緊急脱出暗証番号
010:駆     疾駆せよ もろとも星の屑となる その光速に呑まるる前に
011:ゲーム   空席はついに来られぬ人々のナイトゲームに星々の雨
012:堅     はじまりが塵を集めし惑星に堅牢なる大地など 笑止
013:故     塩を負い流れに転ぶこと三度(みたび) 故事来歴の馬は遁走
014:残     海原に浮かべて船は雄々しきに陸に在りては残骸と呼ばれ
015:とりあえず この星の自転に遅れつつ目覚めとりあえず自転車に追いつく
016:絹     おとめごの肌(はだえ)より涌くきらめきで絹糸つむぐ虫もありけり
017:失     失投はあの一球と誰も言う 矢の如くスタンドインせしを
018:準備    来たる日の何に用ある着々と標準備蓄さるるウィルス
019:層     この星の熱き息吹きは刻々と古代地層をミルフィーユせり
020:幻     きのうまたあすも幻さもあらばきょうのこの日を現(うつつ)と思うな
021:洗     才あるを妬むは凡夫の常ならむ草紙洗の小町にも雨
022:でたらめ  真実に紛れ込みたるでたらめを洗い流せる豪雨なれよし
023:蜂     藤棚にむらさきの香の揺るるころ花蜂は花房に抱(いだ)かる
024:謝     ひと言のその咎ゆえに吾亦紅 謝れど謝れど深淵
025:ミステリー ミステリーサークルありきその畠に父祖が植うるは糸杉ばかり
026:震     震うほど触るるおまえのくちびるにおまえの震えわれに伝えよ
027:水     水色の星を正しく離脱せよ わが漆黒の胸に帰すため
028:説     のちの世に其はうたかたのあかしとて絶滅栗毛少女伝説
029:公式    わが成すはメビウスの輪の軌道にて訪問者非公式発表
030:遅     歩み遅き牛に曵かるる日輪の暮れては風に涼みもぞする
031:電     天神のまします街のたそがれに「電氣蕎麦」なる看板灯る
032:町     狐町犬町猫町狸町 たれそ棲めるや天使突抜(てんしつきぬけ)
033:奇跡    動かざる証拠 蠢く星々のあまたの中の汝(な)こそ奇跡ぞ
034:掃     その大地、掃き清められ再生す。その歳月のいや永くあれど
035:罪     贖罪は褒美に似たり 灼熱の煉獄に吹く鉄の暴風
036:暑     町内のうわさは黒山羊郵便夫 暑中見舞の束の噛み痕
037:ポーズ   堕天使のポーズのままに失踪すルパート王子目覚め寸前
038:抱     灼熱の奈落の如き抱擁にせめて線香花火の涙を
039:庭     わが庭にあさがお咲ける日もありき とおく咆哮せる火竜(サラマンダー)
040:伝     伝え聞く彼奴は不死身のイーノック されど恐るべし日射病
041:さっぱり  さっぱりと負けたる馬よ 尻青きジョッキーの右鞭に耐え難く
042:至     地に至り天にも至る楼閣を「バベルの塔」と後ろ指差す
043:寿     プルートの裔なる男子(おのこ)寿ぎてプルトニウムの雨は降りけり
044:護     守護としてわれの名を呼べ死神の鎌より前(さき)になれを拐(さら)わん
045:幼稚    見るもののすべて見つとは思えども幼稚園児が花いちもんめ
046:奏     漆黒を奏で奏でよ「混乱を墓標にせむ」と暗赤の王
047:態     人嫌いせる少年の頬を撫づ 汝の媚態に飽くその宵に
048:束     束の間のたわむれののち遠離るその星々の光さやけし
049:方法    耳ながき尨毛の御方法悦の声は浄土の果てより来しか
050:酒     八岐なる大蛇(おろち)氾濫せる如く処女(おとめ)醸せしぶどう酒を撒く
051:漕     神々の結界破る舟のあり漕げよマイクル自由の日まで
052:芯     食べ終えて林檎に芯のある事を知るが如くに汝を愛さむ
053:なう    運命の三美神ありわが恋うは禍福あざなう手際の巧み
054:丼     春夏冬は天満、丼池、立売堀。船場仕舞うて北畠かな
055:虚     独裁者ついに倒るる最期まで手放さぬは虚勢ばかりよ
056:摘     悪の芽を摘み取ると云う善の手はひそかに血腥く白し
057:ライバル  ライバルの如く軌道は交錯す 太陽系惑星大外(おおそと)
058:帆     帆を揚げよ絶えざる波のうねりにも宙(そら)ゆく船は怖ることなし
059:騒     とつくにの秋の出水に騒がしく そも地球とはなにゆえまどか
060:直     明日あると思えば重きこころかなわが直系は絶え果てて居り
061:有無    さみどりの梨は透けたる如くにて有無を言わせず素裸にせり
062:墓     末の世に独り在る日のつれづれに師も子も花もなき墓参かな
063:丈     身の丈の今より二寸高ければキャッチボールの相手にもなるに
064:おやつ   あらしやまたかおやつはし京みやげ 紅葉狩より山姥帰宅
065:羽     まちなかの鳩は歩めりアスファルト色の羽根ゆえ飛翔かなわず
066:豚     秋すぎて冬の兆しの夕空を息しろく飛ぶ紅の豚
067:励     励みにはなるかも知れぬてのひらに深く穿てるブラックホール
068:コットン  コットンのワンピースなる幼女にて暮れなずむ街ゆくひとさらい
069:箸     骨上げの箸の短さ ホトケともヒトとも縁の薄き世の末
070:介     羊飼い牛飼い歌飼い天空に媒介として文字は浮游す
071:謡     ひさかたの謡の如く人の世はいづこともなく失せにけるかも
072:汚     ひたすらに清き泉の湧く惑星(ほし)の汚濁よわれに還元されよ
073:自然    自然薯のこっくり煮ゆる夜長にてしんしんと天体は回転す
074:刃     自刃せし憂国の徒は青年の姿のままに暮れ泥むかな
075:朱     青龍の目覚め待つ間の玄武かな朱雀の夏よ白虎の秋よ
076:ツリー   ツリーには奇妙な果実ぶら下げてクリスマスとは異郷の祀り
077:狂     見渡せば人も紅葉もなかりけり熱狂さめし宴のあとさき
078:卵     わが住むは花も紅葉も散り急ぐ切った張ったの累卵の都市
079:雑     キミガヨハチヨニヤチヨニ雑炊の糊となるまで口は閉ざさむ
080:結婚    天空と大地の結婚神話よりわれらが惑星(ほし)の生(あ)れたるを見つ 
《以上》

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by tanka_meitey | 2011-12-27 23:32 | 題詠2011(別室)